先日、我が奥様よりこんな話を聞きました。
『この前車に乗ってたら後ろからきた黒い1BOXカーにめっちゃあおられたんだけど!!(怒)』
あおり運転の罰則が、日に日に厳しくなっている中でまだあおり運転をする人がいるんだなーと思って聞いておりました。
そして、商業施設でふと奥様の運転する車を後ろから見る機会があり気になったことがありました。
あれ?ブレーキランプついてなくね?
我が家のアルファ147はMTなので、最初は奥様が絶妙にエンジンブレーキを駆使しブレーキをふまないようにあえて調整しているのかと思ったのですが(笑)違ったみたいです。
もしかしたら、あおられた原因はブレーキランプがつかなくて後続車をイラつかせてしまったのかもしれません。
とりあえず毎日使う車なのでその場しのぎで修理してみることにしました!
故障の切り分け
まず、どこが悪いのか調査していきます。
後方確認時全てのランプが点灯していませんでしたので、電球の切れはないだろうと思いました。
次に消去法でその回路に存在するスイッチが怪しいと思いスイッチを調査しました。スイッチのコネクターを外しピンセットで車両側のコネクターをピンセットで短絡させてブレーキランプの点灯を確認しました。(この方法は車両側のヒューズを飛ばす可能性があるのでお勧めはしません)
赤丸の部分がブレーキランプスイッチです。

スイッチ分解
ここでブレーキランプスイッチの不良が原因と分かりましたので早速分解してみます♪

細い精密のマイナスドライバーで爪部分をぐりぐりしたら外れました!
結構固いプラスチックなので破損注意!

ばらしてみるとこんな感じです。
中の接点の一部は外れませんでした。

黒いコネクター側の中の画像です。
一部分解できたので紙やすり等で接点を磨きます。

一時的にこの作業でブレーキランプスイッチは治りました。
新品スイッチ購入
その後、ネットでブレーキランプスイッチを検索していると、純正品の新品が数千円ほどで売ってましたのでそちらを購入しました。

他車種と共通の部品の様で適合はこんな感じでした
159: 2.2JTS, 3.2JTS
Brera: 2.2JTS, 3.2JTS
Brera Spider: 2.2JTS, 3.2JTS
GT: 2.0JTS, 3.2v6
147: 1.6TS, 2.0TS, 3.2v6,1.6 16 valve
166: 2.5v6, 3.0v6 24V
156: 1.6TS, 1.8TS, 2.0TS, 2.0JTS, 2.5v6, 3.2v6
FIAT 500

左がもともとついていたもので右が新品です。
新品スイッチ調整

上部の突起の長さは調整式になっており押し込むと収縮します。逆に長くしたい場合はラジオペンチ等で引っ張ってあげるとカチッという音とともに伸びていきます。
調整が済んだら車両に取付しブレーキランプの点灯確認をして完了です。