ツーリング中に発生。
急に周期的にジャリジャリ音を立てつつ突然音が鳴りやむ→スピードメーター死亡という形でトラブルに見舞われました。
一緒に走っていたツーリング仲間曰く結構大きめの音がしていたみたいです。
症状
え~スピードメーターまったく動きません。ピクリともしません。
オドメーター・トリップメーターも全て停止します。メーターの照明だけは生きている状態です。
故障個所の特定
スピードメーターが動かないのでメーターの動きに関わるものを全て調べていくことにしました。
まずはメーターギア周り目視・・・
何かがおかしい。
通常メーターギアの突起部分が中央のブレーキディスクの溝にハマっているのですが位置がずれている・・・これか?
一応念の為ほかの部分も調査。
メーターワイヤーが切れていないか確認。メーター側は適当なプライヤーで回して外しました。
フロントホイールのメーターギア側
これが最初どうやって外すのか分からなかった。
こちらもプライヤ―でネジネジ。傷つくので注意。ワイヤーは切れていませんでした。
ここでスピードメーター本体もチェック。メーター側だけワイヤーを接続しメーターワイヤーの芯を回す。わずかに針が触れたので生きてそう。
部品の調達
ということで、メーターギアが故障していると判断しまして部品を調達することにしました。
いつものように部品番号でネット検索。こちらをチョイスしました。
ほんとにいつも思うのですが、ハーレーの部品は古い車両でも部品があることに驚きです。
ただ部品の精度がまちまちだったりするようですが・・・
交換作業
なんだかんだフロント回り外すこと多いので、いつものようにジャッキアップ→ホイール外していきます。
ストレート製のジャッキ。なかなか使えて重宝してます
おっきいナットを緩めるときはいつも1メートルぐらいのブレーカーバー使ってます
フロントアクスルシャフトを抜きホイールをずらして新しいものと交換しました。
作業後おまけ
交換で無事メーターは動くようになりました。
測ったり部品解体したりしたのでそちらの画像関係のせてきます~
新旧比較写真
ぱっと見一緒です。
厚さを測ってみた所、約1ミリほど新品の物の幅が大きかったです。
そんでもって旧メーターギア分解してみました。
多分、非分解式で結構強引にばらしました。
すでにバラシた後の写真です。
最初は大きめのスナップリング一つで全バラシできるかと思ってたのですが、そうはいかず・・・
二つの突起を折り曲げて外しました。恐らくここまでバラシたらもとには戻せないでしょうwww
スピードメータが動かなくなった原因究明の為、サンダーで側をぶった切ってギアの様子を見てみました。
若干の損傷と回していく上で引っ掛かりを感じました。これが抵抗になってディスクローターにハマる突起が折れたのではないかと思われます。