運行前点検でリアブレーキランプが作動しなかった為、原因を探ります
症状
キーONの状態でリアブレーキを踏んでもブレーキランプが作動しません。
故障個所の特定
球切れも考えられるので、フロントブレーキも握ってみる。するとブレーキランプ点灯
この時点でブレーキスイッチからブレーキランプ手前まで何かが起きていると判断し、さらに切り分けしていきます。
比較的簡単に調べられるブレーキスイッチに照準を合わせ、ブレーキスイッチにつながる2本の配線を抜きます。
ブレーキスイッチはリアブレーキマスタシリンダーの裏についていて中々アクセスしずらい・・・
車両によるのかもしれませんが自分のやつは配線もパツパツでした。
配線を外したら適当な針金みたいなものでコネクターを短絡させてみます。
これでブレーキランプが光ればブレーキスイッチの故障、光らなければスイッチからブレーキランプまでの配線の断線等で切り分けができます。
この画像よく見てもらえるとわかるのですがオレンジの配線、被覆剝けちゃってます。オイル汚れでベトベトだったので脱脂して応急でビニールテープまいときました。
部品の調達
いつものように部品番号からネットで検索
こんなのありました。
適合年式内なので大丈夫でしょう!!
しかし、リアは油圧ブレーキとは知りませんでした。しかもなかなかお高い
交換作業
この作業意外とめんどくさいです。
油圧スイッチということは何かの油で作動する→スイッチはマスターシリンダーについている→もしやブレーキフルード・・・
作業手順を色々考えましたが、ブレーキフルードを抜かないでスイッチ交換することにしました。
車両下にペーパーとか引いてスイッチを外していく。今回このスイッチに合うメガネレンチやソケット等持ち合わせてないのでモンキーレンチにて取り外しました。
こちらは新旧スイッチの比較↓
部品入れ替えてブレーキのエア抜きします。
使用フルード規格はDOT5です。年式により違いがあるようなので注意。
しかしDOT5のブレーキフルードはDOT4に比べると高いです。
しかも作業中に倒してフルードぶちまけました泣
作業完了後
ブレーキランプ点灯しました!!修理完了です。
今回つくづく思いました。油圧じゃなくて接点のカチカチスイッチが良いと・・・
色々とめんどくさかったですがよい体験になりました!!