Wディスク憧れと剛性アップ目的でずっと考えていたことができたのでまとめました。
まずFXRというモデル。ショベルFXR~87年モデルまでは、パーツリスト等見る限り35パイフォークを使用しており、それ以降のモデルだと39パイへ変更されているっぽい。
なんでこんなことをしようかと思ったかというと、ブレーキのききの不満と35パイから39パイへ変更したらどのような変化ができるか感じてみたかったから。
パーツ探し
部品を探す前に海外やら国内のネットで調べまくり以下の部品を入手することにした。
ステムシャフトの打ち替えは、当方みたいな個人では難しいので、ポン付できるよう互換性があるものに絞って探した。
39パイへ変更する為に必要な部品
39パイ用トリプルツリー関係(エボダイナシリーズ・スポーツスター等)
39パイ用アクスルシャフト
Wディスクにするために必要な部品
キャリーパー×1
ブレーキディスク×1
ブレーキホース
当初FXR用のフォーク関係一式を探していたが、なかなか見つからず、たまたま発見したXL1200S用のフォーク一式に変更することに決定!カートリッジフォークというちょっとレーシーな物でXL1200SとFXDXにしか装着されていないらしく、インナーフォークの長さが2車種とも違うらしい・・・
とりあえず入手した物はブレーキディスク・ホース以外は全て部品が付いていたので、単品で集める手間がなくなりラッキー
既存部品と入手した部品の確認
実際に現状使用している部品と入手した部品を比べて、方向性を見出すことに。
下記写真は左側がXL1200S用で右側が元々ついていた35パイ用のトリプル一式。
因みにステムシャフト径は1インチで一緒。ステムシャフトにあるハンドルロック用のくぼみもほぼ寸法は一緒だった。
次にキャリパー
このような4POTキャリパーがくっついてた。こちらは一応OHして使用します。
取り付けにあたっての問題
実際に仮組と計測等を行った結果、大きな問題が二つほど発生した。
まず一つ目はハンドルストッパーの構造の違い。
私のFXRはこのような構造になっている。
私の知る一般的なハンドルストッパーはステムシャフトが入るネック部分の丸の部分に突起が溶接されていて、アンダーステムの突起によってストップさせている構造で、この部分を何とかしなくてはたとえXL1200Sのステムが入ったとしてもハンドルが切れすぎてしまう等の弊害が出ることが分かった。
二つ目はハンドルロックの穴の部分。こいつが分厚くてステムが入らない・・・
これには大変困った。現状の私の道具とスキルではどうにもならない。
そもそもこれ以上ステムが入らないのでこの先へ進めない。そこで、自分で作業することはあきらめてプロへ依頼することにした。
しかし、いままでほぼ全て自分で作業等してきたのでどこに依頼すればいいのかわからない。
一度お世話になったショップに相談するも、よい返答がもらえず。ネットで何社か相談したが返答すらもらえず。でも、何とかしたいと強く思えば何とかなるもので勤務先の周辺でカスタムショップを発見し、即相談!作業を受けてもらえることになった。
作業をお願いするにあたってわがままな要望を伝えた。
1.元々のフォークに戻す可能性があるのでなるべくフレームに手を加えたくない。
2.ハンドルロックを南京錠でしているのでそのまま使いたい。
できあがりが以下の写真。フレームの方はハンドルストッパーを追加していただき、トリプルはうまいこと干渉しないように加工していただきました。
まとめ
元々の仕様がパフォーマンスマシンの6PODキャリパー+純正5/8マスターだったので全然握りしろがなかったので・・・
走りに関しては、まだ走りこんでいないので未知数。フロントフォークはどんな使われ方をしたかわからないので一度勉強をかねて、サスペンション専用ショップにOHをお願いしようと思ってます。