Harley-Davidson FXR 1986故障関連

ハーレー FXR レッカーされました その①

最近トラブルが続きます。

今回は走行中の異常で、後に再始動不可状態に陥った経験を書きます。

何が起きたのか?

その日の天気はどんよりとした曇りでした。

いつもツーリングに誘っていただいているライダーさんと共に走っている時に事件は発生しました。

走行中急にタコメーターの針が0を指しエンジンがふけなくなりました。走行不能と判断し路肩に緊急停車しました。

キーをOFFにしエンジンを切りましたが、その後にキーをONにしてもインジゲータランプもつかずセルも回らず始動不能に陥りました。

詳しく詳細を書くとこんな感じです。

・前兆はなくいきなりタコメーターの針が0を指した(動かなくなった)

・症状が起きた際にエンジンはかかっていたが回転が上がらなくなった(ガス欠の症状に似ていた)

・エンジンを切った後にキーをONにした所、灯火類は一切つかずセルも回らなかった

どう対処したか?

はい。工具も何も持っていなかったので何もできませんでしたwww

唯一残された方法として押がけを試してみましたが、私へたれなのですぐ諦めました。

もうこの場ではどうにもならなかったので、任意保険付帯のロードサービス使用しました。

万が一の時に備えてロードサービス付きの保険に入るのは絶対にお勧めです!!身をもって痛感しました。

ロードサービス依頼の流れですがこんな感じでした。

1.保険会社の専用番号に連絡

2.オペレーターさんに事情を説明し現在地をお伝えする

3.すぐにレッカー車を手配していただけて30分~1時間で現場に来ていただけました。

この場を借りてレッカーが来るまで一緒にいてくれたライダーさん、保険会社のオペレーターさん、レッカー車の運転手さんに感謝です。

原因究明

ロードサービスのおかげで車両を家まで持って帰ることができました。

まず最初に確認したのがバッテリーです。最初に計った時は13V出ていて問題ないと判断しましたが、通常状態での電圧変動が激しく一度外して充電してみることにしました。

いつもこいつを使用して充電しています。車もつかえてGOOD

充電不良で充電できず。再度手持ちのテスターで測ったところ10Vほどしかありませんでした。

これでまずバッテリー不良は確定。新しいバッテリーを手配します。

これが元々ついていたバッテリーです。海外製の安いやつですね。

パーツリストから品番を調べ手ごろなバッテリーを探しました。因みにパーツ番号は65991-82Bです。

散々迷った挙句、評判がいいらしい格安バッテリーを使用することにしました。

それがこちら↓↓↓

スーパーナットバッテリーを購入しました。こちらの品番はSTX20-BS

通販で購入したのですが梱包もしっかりしており期待できそうです!

ハーレー専用バッテリー STX20-BS■バイクバッテリー■65991-82 65991-82A 65991-82B 65991-75Cに互換■【100%交換保証】スーパーナット ハーレーバッテリー【新品】(液入済)
開封後の電圧

バッテリーを車両につけた時に初めてきずいたのですが、元々ついていた車両のバッテリーは+-の端子が逆でした・・・・前オーナーが違う物つけていたみたいです。

バッテリーを新品にしたのでここから原因を探っていきたいと思います。

症状からして発電~バッテリーまでが怪しいと思ったのでまずはコイルの電圧を調べました。

コイルの電圧はAC(交流)の為、テスターをACに切り替えて計測

ここでの正常計測値範囲はマニュアルによると1988年以前のモデルは1000RPMごとに19~26Vとのことです。

とりあえず正常範囲内なので一安心。コイルの交換めんどくさいので良かったです。

次にレギュレーターが機能しているか確認しました。

エンジンをかけた状態でバッテリーにテスターをあててチェック。ここはDCです(直流)

14V近いので良しとしますか。レギュレーターが壊れると充電不良が起きるみたいです。

終わりに

というわけでバッテリーが原因だったようです。その後、試乗もしましたが特別問題なしで電圧も安定しております。

自分なりに今回のことを振り返ってみるとこんな感じです。

・走行中にバッテリー死亡し充電不可状態になった。

・発電は出来ていた為、エンジンはかかっていた。

・ふけなかったのは電力が足りずDYNA2000Iが不安定だった(ポイント点火なら走れたかも)

この最後の”DYNA2000Iが不安定だった”については暇な時にでも色々検証してみたいと思います。

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